kyotokoのブログ

C'est la vie  ~フランス人の夫と京都に住む。日常の面白い発見は以外にいっぱいあるもの~

スポンサーリンク

妊婦に必要な栄養

妊娠発覚後の2度の出血、その後は下腹部痛、吐き気、お腹の張りなどあるものの、赤ちゃん頑張ってくれています。

できるだけ安静に、家事もダンナくんに手伝ってもらいながら過ごしています。
妊娠した事が分かったとたん、色々な事が気になり本を買ったり、ネット検索したりして妊娠にまつわる事に関心を持つようになりました。
妊娠したらまず、積極的に葉酸を沢山摂って、いつもの2倍のカルシウムを摂取しないといけないという事です。

葉酸は、特に緑の野菜に沢山含まれているようで、妊娠後はダンナくんが毎日作ってくれる野菜ジュースにほうれん草を追加してもらう事にしました。
母にその事を話すると、ほうれん草はあくが強いので、茹でるなりして、摂取するほうがいいんじゃないかという疑問を投げかけられました。
それについて調べてみると、ほうれん草のあくにはシュウ酸という成分があることがわかりました。
シュウ酸は茹でることによって、8割方減らせるそうです。
でもシュウ酸を取りすぎた場合には結石になるとあります。

それを知ってからというもの、以前は毎日ジューサーに、半分くらい入れていたほうれん草を、ほんの少しにして、毎日飲まないようにしています。
でも、なるべく自然のもので栄養をとりたいので、ほうれん草をジュースにする以外には茹でるか、ほうれん草以外の葉酸を含んだものを食べないといけません。
枝豆やアスパラガス、ブロッコリーにも、ほうれん草に負けないくらいの、葉酸が入っています。
どれも野菜ジュースにはできないので、ほうれん草のように加熱調理しないと食べれないのですが。

次に、カルシウムを効率よく沢山吸収できるのは牛乳だということはわかります。
でも、ダンナくんにとって牛乳とは、消化に悪く、成人の身体には必要ではありません。
この考えは多くのフランス人が持っているようです。
フランスの牛乳はロングライフ製法のものが殆どです。
それが関係しているかはわからないですが、牛乳でカルシウムを摂れないなら、
なにで摂ろうかという話になりました。
ダンナくん曰く、飲み物なら水でもカルシウムが摂れるということです。
水でカルシウム?水にカルシウムという考えが全く頭になかった私は、正直驚きました。
水にはカルシウムが含まれているんですんね。
水は、カルシウムとマグネシウムの含有量によって、軟水、硬水に分かれます。
日本の軟水には、人の骨になるほどのカルシウムはほとんど摂取不可能です。
それに比べ、ヨーロッパの硬水には軟水に比べ、カルシウム、マグネシウムが多く含まれています。

でも牛乳に比べる場合にはカルシウム含有量は随分少なくなります。
ということは、いつもの倍のカルシウムを摂らなきゃならない妊婦さんは、硬水を浴びるほど飲まないといけないという事になります。
しかも硬水には老化を促進させる成分があるようですし。
最後は、だから西洋人は東洋人より老けて見えるのかと納得するというところに至りました。

魚なども積極的に食べたりもしますが、結局は牛乳から、わが子のカルシウムを頂戴している今日この頃です。

スポンサーリンク