kyotokoのブログ

C'est la vie  ~フランス人の夫と京都に住む。日常の面白い発見は以外にいっぱいあるもの~

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トラ猫ちゃんの食事制限

最近トラ猫ちゃんの食事制限をはじめました。

トラ猫ちゃん、顔は小さいけど、体を見ると、たぬきのようにまん丸です。
以前はフランスで飼っていたのですが、
私が一足先に日本に帰り、後からダンナくんが一緒に連れてきました。
その時の手続きったら結構くややこしくて、大変でした。
日本に着いてからも、トラ猫ちゃんだけ検疫所で数日間、夜を明かさなければ
ならなくて大変だったりしたんですが。
再会した時から大きくなってるな、とは思ってたんですが、最近ではさらに巨大化してきた感じがします。
家に人が来るたびに、ダイエットが必要な猫だねとか言われています。
そんなトラ猫ちゃん、毎日数回に分けて餌を食べていました。
と言うのは、朝ダンナくんが餌をあげているのを知らずに、私がもう一度あげたり、夜も餌を食べたにも関わらず、
寝る前にもう一度あげたりという感じでした。
トラ猫ちゃんのお腹を見ると、なんかお肉が下に垂れ下がっているのがわかります。
そんなこんなで、一日二回に減らすこととなりました。
一日の内どっちかは、ズッキーニを刻んだものを混ぜてあげます。
妊娠前は毎日働いていたので、彼が日中をどのように過ごしていたのかは分かりませんが、
私が最近家にいるようになってからというもの、お腹が空けばニャンニャン鳴きはじめます。
そして、なかなか餌を与えないものなら、いたずらを始めます。
この行動は本能のようで、ライオンなどお腹が空けば、狩をするという仕組みだそうです。
かといって、うちには狩をするものがありません。
そこでトラ猫ちゃんは、そこら構わず落とし始めます。
普段から、彼が落としそうなものは出さないようにしていますが、
飲みかけのグラスなどあった時にはひっくり返し、びしょ濡れです。
先生から安静にって言われているのに、お腹の上を飛び跳ねようとしたり、油断も隙もあったもんじゃないです。
食べてもその分動いて消化すればいいんでしょうけど。
もう少し満腹感が続くように、ズッキーニの量を増やそうかなぁ。

 

二度の出血後の検査

二度目の出血から、一週間がたった今日の診察。

数日前から体温を計っていますが、どうも平熱より低い気がします。。
私自身、基礎体温をきっちり計ったことがないので、どのくらいの体温変化が起こっているかはわかりませんが、
私の平熱は通常36.3~36.5度くらいです。
妊娠発覚時の5、6週間目は毎日身体が火照っていて、体温も36度後半をキープしていました。
でも、ここ1、2週間はどちらかというと、体温が低めなんです。
2度出血した事もあるので、低体温である場合、流産してなくても頸留流産の場合があるという情報が。
もし、診察時に心拍が確認されなかったらどうしよう、と心が落ち着かないまま産婦人科医院へ行きました。

今日は色々検査をする日で、診察件を出したら、まず尿検査、血圧測定、体重測定、腹回りなど測定
それ以外に細胞摂取、触診、採血が行われました。
これらから、以下の項目についての検査が行われます。

・貧血検査
・血液型
・血糖値
・不規則抗体(クームス試験)
・梅毒検査、TPHA定性
・HBs抗原(B型肝炎ウイルス)
HCV抗体(C型肝炎ウイルス
・風疹抗体検査
・B群溶連菌
HIV抗体(エイズウイルス)
・子宮頸ガン検査
HTLV-1(ATLウイルス)
クラミジア
・淋病※
トキソプラズマ

※公的負担外

結果は2週間後には出てるそうです。
何も問題なければいいのですが・・。


経膣エコー検査の前に、今回は初めて腹部エコーで赤ちゃんの様子を診て頂いたきました。
お腹にジェルを塗って、プローブを動かしながら、画面をしばらく眺める先生。
ドキドキしながら先生の反応を待つ私。
そして先生の口から出た言葉は、
「赤ちゃんは元気ですよ。」
その一言で、今までの不安な気持ちから、一気に解放されました。
しかし、胎盤の周りには、黒い影が映っているので、まだしばらくは安静にとのこと。
私が「この黒い影は何ですか」とたずねると、

黒い影部分は空洞、もしくは血が溜まっているとのことでした。
これがある内はまだ外にも行かず、家で安静にしなければならないと言われました。
また2週間は家の中に箱詰め状態です。
それでも赤ちゃんがお腹の中で、元気にいてくれてたという事がわかり、本当にホッとしました。
でも、まだまだ流産の可能性はあるので、安心はできません。

その状態の中で赤ちゃんは一生懸命生きようと頑張ってます。
1.3cmの小さな命、大切にします。

トキソプラズマとトラ猫ちゃん

妊娠が発覚してから早くも三ヶ月目に突入しようとしています。
最近、家でほとんど動かずにおとなしくしているので、出血からは逃れられています。
それでもかれこれ1週間は外に出ていないし、体もろくに動かしていないので、一気に不健康になった気分です。


妊娠初期の情報を色々見ていたのですが、気をつけなければならない項目で、ペット「トキソプラズマ」に注意というものに出会いました。
トキソプラズマというのは、寄生虫による感染症で、特に豚・鳥・猫に気をつけなければならないようです。
豚・鳥の場合は生で食べた場合に寄生虫がいる可能性があり、
猫の場合は、糞などにいます。猫とキスをするのもよくないそうですが、ダンナくんは一日一度はトラ猫ちゃんとキスしています。
妊娠がわかってからは、やらないようにお願いしてますが。

妊娠初期でも既にトキソプラズマに感染している場合は、
胎児への影響はないようですが、感染してない場合、
その後感染すると、胎児の脳や視覚に影響がでるようです。

私は実家でも猫を飼っていて、長年猫と生活を共にしているので、
多分感染しているような気がしています。
兄の奥さんも、数年前に子供を産みました。
彼女も長年数匹の猫を実家で飼っていて、トキソプラズマに感染してる自信があったようなんですが、
いざ検査をしてみると、感染していなかったそうです。
その後は子供を産むまで、なるべく猫と距離を置いて過ごしたそうです。

私の場合どうなのか気になります。感染していれば、安心ですが、
感染していなければ、トラ猫ちゃんと距離を置く必要が出てきます。
寒い日などはトラ猫ちゃんと一緒に寝たりいますし、彼はよく手を舐めてくるくせがあります。
以前、夕飯のサラダにツナを乗せテーブルに置いていたら、トラ猫ちゃんが来て、それをすかさず舐めているのを発見したこともありました。
その時は、舐めたツナの部分だけトラ猫ちゃんにあげましたが、
もしかすると、それ以前にも私が目を離している間に、私たちが食べる食材を舐めていたことがあったかもしれません。

次回の検診で、血液検査などをするので、その際に、このトキソプラズマについても検査してみようと思います。
それまでに、お腹のあかちゃんが元気であればいいのですが。

 

 

ロール白菜

今日の夕飯は冷蔵庫にミンチとキャベツがあったんで、

ロールキャベツを作ることしました。

 

只今妊娠初期ですが、先週末に二度目の出血があったんで、あまり時間を掛けた料理は出来ません。

食材を切ったり時は座りながらです。

 

冷蔵庫を開けてみると、キャベツの横に、古くなりかけの白菜の残りを発見。

以前テレビで田舎のおばあさんが、白菜でロールキャベツを

作っていたのを思い出しました。

ですので、今日はキャベツでなく、ロール白菜に変更です。

玉ねぎ、ニンニク、生姜、塩、コショウ、卵黄と混ぜ合わせたミンチ

を丸くまるめて、湯通しした白菜で包み、爪楊枝で止めます。

 

白菜は半分くらい使ったもので、1枚づつの葉が小さいので、二枚を少し重ね合わせ、

巻きました。爪楊枝で止めるのに結構苦労し、一個に付き三本の爪楊枝を使いました。

 

ダンナ君に、スープの味はコンソメかトマトソースかどっちがいいかと尋ねると、

トマトソースと言いました。

私的にはテレビのおばあさんのロールキャベツのようにコンソメ味にする予定だったんですが。。

トマトソースにする時はいつも、トマトやトマト缶、ケチャップを主に入れますが、

今日はケチャップ以外には、トマトもトマト缶もありません。

食料ストックを見てみると、使えそうなものがありました。

パスタ用ミートソースです(インスタント)。

これでロールキャベツを作るのは初めてですが、

今回は土鍋にロール白菜を敷き、その上からミートソース、ケチャップもたっぷり、

みりん、コンソメ、塩、コショウを掛けました。

後は20分くらい火にかけるだけです。

 

湯通し、土鍋の移動などは、ダンナくんにお願いしました。

ついこの前まで、バイクでブイブイ仕事に行き、

画用紙の束など、少々重たいものでも移動する業務等をやっていました。

 

それがいつのまにか、か弱き乙女に変身してしまいました。

でもそのくらい安静にしてないと、三度目の出血を引き起こしかねないんです。

あぁ、このくらいやりたいと思っても、わが子の為、ぐっと我慢です。

 

さてさて、ロール白菜の仕上がりはというと、

多少インスタントの風味はありましたが、なかなか美味くできあがったと自己満足です。

ただ、白菜はキャベツよりも噛み切れず、殆ど白菜とミンチを別々に食べているような状態でした。

 

妊婦に必要な栄養

妊娠発覚後の2度の出血、その後は下腹部痛、吐き気、お腹の張りなどあるものの、赤ちゃん頑張ってくれています。

できるだけ安静に、家事もダンナくんに手伝ってもらいながら過ごしています。
妊娠した事が分かったとたん、色々な事が気になり本を買ったり、ネット検索したりして妊娠にまつわる事に関心を持つようになりました。
妊娠したらまず、積極的に葉酸を沢山摂って、いつもの2倍のカルシウムを摂取しないといけないという事です。

葉酸は、特に緑の野菜に沢山含まれているようで、妊娠後はダンナくんが毎日作ってくれる野菜ジュースにほうれん草を追加してもらう事にしました。
母にその事を話すると、ほうれん草はあくが強いので、茹でるなりして、摂取するほうがいいんじゃないかという疑問を投げかけられました。
それについて調べてみると、ほうれん草のあくにはシュウ酸という成分があることがわかりました。
シュウ酸は茹でることによって、8割方減らせるそうです。
でもシュウ酸を取りすぎた場合には結石になるとあります。

それを知ってからというもの、以前は毎日ジューサーに、半分くらい入れていたほうれん草を、ほんの少しにして、毎日飲まないようにしています。
でも、なるべく自然のもので栄養をとりたいので、ほうれん草をジュースにする以外には茹でるか、ほうれん草以外の葉酸を含んだものを食べないといけません。
枝豆やアスパラガス、ブロッコリーにも、ほうれん草に負けないくらいの、葉酸が入っています。
どれも野菜ジュースにはできないので、ほうれん草のように加熱調理しないと食べれないのですが。

次に、カルシウムを効率よく沢山吸収できるのは牛乳だということはわかります。
でも、ダンナくんにとって牛乳とは、消化に悪く、成人の身体には必要ではありません。
この考えは多くのフランス人が持っているようです。
フランスの牛乳はロングライフ製法のものが殆どです。
それが関係しているかはわからないですが、牛乳でカルシウムを摂れないなら、
なにで摂ろうかという話になりました。
ダンナくん曰く、飲み物なら水でもカルシウムが摂れるということです。
水でカルシウム?水にカルシウムという考えが全く頭になかった私は、正直驚きました。
水にはカルシウムが含まれているんですんね。
水は、カルシウムとマグネシウムの含有量によって、軟水、硬水に分かれます。
日本の軟水には、人の骨になるほどのカルシウムはほとんど摂取不可能です。
それに比べ、ヨーロッパの硬水には軟水に比べ、カルシウム、マグネシウムが多く含まれています。

でも牛乳に比べる場合にはカルシウム含有量は随分少なくなります。
ということは、いつもの倍のカルシウムを摂らなきゃならない妊婦さんは、硬水を浴びるほど飲まないといけないという事になります。
しかも硬水には老化を促進させる成分があるようですし。
最後は、だから西洋人は東洋人より老けて見えるのかと納得するというところに至りました。

魚なども積極的に食べたりもしますが、結局は牛乳から、わが子のカルシウムを頂戴している今日この頃です。

有機野菜は何処で手に入る?

ダンナくんが日本に来てから、買い物はスーパーですることが殆どですが、

売っているものでも無農薬野菜、有機野菜を見かけますが、全てなわけではありません。

健康志向のダンナくんは、最近ある疑問を抱いています。

それはというと、フランスに存在する「アマップ」という組織が日本にはあるのかということ。

「AMAP (Association pour le Maintien d'une Agriculture Paysanne) 
農民・農業維持組合」は、組合の農業者が採れた野菜を持ち寄り、

組合の消費者は予め決まった年額を農業者に払います。
集めた資金内で農業者は野菜を作ります。
生産された野菜、卵、チーズなどは農業者により持ち寄られ、週に一度、組合のメンバー同士で分けるというシステムです。
有機野菜で、形も不恰好なものが多く、その時々で、ある野菜は全然採れなかったり、または採れすぎたりということがあります。
それでも、安全で新鮮な野菜を農業者から直接買いたいという消費者は多いのです。
自給率120%のフランスではAMAPはとても人気です。
それに比べ、日本の自給率はわずか40%、そのせいもあるのか
AMAPという組織はあまり耳にしません。
そういえば、数ヶ月前にTVでAMAPと同じシステムを日本の
どこかの地域で採用しているのを見ました。
確かその人たちはアメリカからその仕組みを学んだと言う事でした。
でも、実を言うと、AMAPの由来は日本からなのです。
日本では「提携」というようです。
1970年に女性たちが発足させたのですが、どうやら日本では成功しなかったようです。
AMAPではないですが、農業者が共同販売している市場が
京都大原三千院の近くの「大原の里」にあります。
そこは京都のレストランのシェフが朝一で買いに来たりするらしい穴場です。
今度ダンナくんを連れて行って、感想を聞いてみようと思います。

 

食パン1斤食す

ダンナくんが日本に来てから、彼の食生活は変わりました。
以前フランスで生活していた時は、小麦系のものを好んで食べなかったのに、
日本で生活を始めてから、毎日朝に食パンを2枚食べ、仕事から帰ってくると、1、2枚食べます。
ある日の休日なんて、朝2枚、昼2枚、夜2枚。気づいたら一日にひとりで1斤も食べてるではないですか。
そんな感じで、食パンは買っても買っても追いつきません。
週に2回の買い物で、一回に4斤買います。
それでも足りない時は、ダンナくんに仕事帰りに買って来てもらいます。
パンの他に、パスタも大好きです。週に1回は食べないと気がすまないようで、
和食が数日続くと、パスタが恋しいといい始めます。
そういえば、私がフランスでダンナ君と同姓してたとき、やたら和食が恋しくて、毎日ご飯が食べれないもんなら、ご飯ご飯といってリゾット米を10袋くらい買いだめしていたのを思い出します。
ダンナくんはヨーロッパの食事が恋しくなってるのかもしれません。。
フランスでは喜んで飲んでくれてたみそ汁も、残すし、魚と白ご飯を出しても、魚だけ食べて、ご飯は残っていたり。。
これからは、洋食を7割、和食を3割にしようかと思います。
でも、私的には和食が多いほうが、身体が健康になったような気がするのですが。
しばらくはしょうがないかな。

私は、基本的に、夜にピザだけ、パスタだけという食事はあまり好みません。
なんか、不健康になった気がするんです。
夜は、ご飯、主食、副食とバランスよく食べたいものです。
それで、3品を毎日作るように心がけてたんですが、あるひダンナくんが一言。
「なんでこんなにおかずがあるの?多すぎて食べれない。おかずは一つでいいよ。」と。
普通1品なら少なくて、怒る気持ちは分かるけど、品数多くて注意されるとは、驚きました。
ダンナくん曰く、お昼にきっちり食事をして、夜はちょっとだけ食べるのが、一番健康には理想だそうです。
でも、1品では健康的によくないので、その後私は考え、一つのお皿に3品纏めるというところにたどり着きました。残ったものは次の日の一品にします。
日々の食事に関してのこだわりって、その家庭によって違うんだろうなと思いました。

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