kyotokoのブログ

C'est la vie  ~フランス人の夫と京都に住む。日常の面白い発見は以外にいっぱいあるもの~

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有機野菜は何処で手に入る?

ダンナくんが日本に来てから、買い物はスーパーですることが殆どですが、

売っているものでも無農薬野菜、有機野菜を見かけますが、全てなわけではありません。

健康志向のダンナくんは、最近ある疑問を抱いています。

それはというと、フランスに存在する「アマップ」という組織が日本にはあるのかということ。

「AMAP (Association pour le Maintien d'une Agriculture Paysanne) 
農民・農業維持組合」は、組合の農業者が採れた野菜を持ち寄り、

組合の消費者は予め決まった年額を農業者に払います。
集めた資金内で農業者は野菜を作ります。
生産された野菜、卵、チーズなどは農業者により持ち寄られ、週に一度、組合のメンバー同士で分けるというシステムです。
有機野菜で、形も不恰好なものが多く、その時々で、ある野菜は全然採れなかったり、または採れすぎたりということがあります。
それでも、安全で新鮮な野菜を農業者から直接買いたいという消費者は多いのです。
自給率120%のフランスではAMAPはとても人気です。
それに比べ、日本の自給率はわずか40%、そのせいもあるのか
AMAPという組織はあまり耳にしません。
そういえば、数ヶ月前にTVでAMAPと同じシステムを日本の
どこかの地域で採用しているのを見ました。
確かその人たちはアメリカからその仕組みを学んだと言う事でした。
でも、実を言うと、AMAPの由来は日本からなのです。
日本では「提携」というようです。
1970年に女性たちが発足させたのですが、どうやら日本では成功しなかったようです。
AMAPではないですが、農業者が共同販売している市場が
京都大原三千院の近くの「大原の里」にあります。
そこは京都のレストランのシェフが朝一で買いに来たりするらしい穴場です。
今度ダンナくんを連れて行って、感想を聞いてみようと思います。

 

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